モアレ模様

よろめきのモアレ模様か夏ゆふべ
(名古屋駅前に並ぶ高級ブランドショップ。揺らめくようなモアレ模様が誘いかけてくる。@名古屋駅ミッドランドスクエア)
2018.07.19 / Top↑
 ミッドランドスクエアの南側のオープンスペースに設置された「30億年のゼロ」。人類は「気候を乱す廃棄物を排出しない」ことができるのか。今後の30億年、豊穣の青き地球たりうるか。設置された2007年がスタートの壮大な問いかけ。
 それにしては暑すぎないか。

全景

見上げ

30億のゼロ
2018.07.19 / Top↑
 名古屋駅前に建つ高層ビル「ミッドランドスクエア」。1階のロビーに、ロビーの天井高さと全く同一寸法の長さの、アートワークが横たわっている。
 2006 boat Atushi Toyoshima と床にはめ込まれた銘版に、「このアートワークは、旧豊田ビル、旧毎日ビルの壁画として歴史を刻んできた大理石3種を移設、再利用しています。かつての記憶を留め、新しい歴史へとつなぐ想いが込められています。」というキャプションが刻まれている。
 気がつく人はほとんどいないと言う受付嬢。ヘルスケアアートマネジメント連続講座第2講に登壇いただいた田中さんのプロデュースによるもの。

遠景

中景

床
2018.07.19 / Top↑
地下道

焼け都会もぐれば涼しき地下通路
(地上は命に関わるような猛烈な暑さ。地下道の涼しさに一息つく@名古屋駅ルーセントタワー)
2018.07.18 / Top↑
 ヘルスケアアートマネジメント講座第3講は、名古屋市博物館の副館長である神谷浩さん。学芸員として名古屋市美術館と博物館で長年勤められてきた。
 こどもたちから問われる「博物館は、美術館は何のために在るのか?」という、素朴な疑問に、「お腹はいっぱいにならないけど、胸はいっぱいになる」。自分の生命を守る「食べ物」、種の保存をする「異性への関心」、さらに人間特有の「感動」すること。憲法に明記された「健康で文化的」な生活。博物館も美術館も、人が人でしか確認できないモノが展示される。
 展示品の魅力を種明かしすることなく、気がついてもらうための仕掛け。瓦のかけらから、町全体を想像させるために、単なるモノに意味を与え、意義を理解できる道筋を与えること。学芸員の研究調査的な世界に閉じ篭るのではなく、多くの市民に参加の機会をつくること。
 座学としての博物館学を背負った学芸員像ではなく、交流できる学芸員、生身の学芸員(雑芸員)のありようは、下積みからの経験に裏付けられている。

神谷氏

神谷氏2
2018.07.18 / Top↑
廃屋

板金の廃屋強し夏負けず
(板金でパッチワークのように包まれた廃屋。窓を開ける住人もなく、灼熱の太陽に照らされて燃え上がりそう。@常滑)
2018.07.17 / Top↑
 世界はいかようにでも分割され、組み立てられる。
 タイルの面白さ。分割された一つひとつのピース。その形と色彩の多様性。そして組立られた全体像。ピースを並べたときに現れる驚きの形。図となり地となり、組み込まれたり、枠となったり。
 世界タイル博物館にて。

タイル1

タイル2

タイル3

タイル4

タイル5

2018.07.17 / Top↑
土管坂

午後二時半日傘も灼ける土管坂
(かんかん照りの午後二時、坂を上って土管坂にたどり着く。日傘も燃え尽きるほどの灼熱の日。@常滑)
2018.07.16 / Top↑
まずは前回なぞ掛けNo.181
「棚からボタ餅」とかけて「ほんとう?」ととく。
そのこころは?!
ニヤリ/really、でした、が。
利有り/reallyと応えた小山先生に乾杯/完敗

それではお待ちかね、なぞ掛けNo.182
「にやり」つながりで、
「物笑いの種」とかけて「めんどくさい」ととく。そのこころは?!
暑い夏に清涼の風を吹かせて下さい
2018.07.16 / Top↑
 常滑のやきもの散歩道を歩いた。坂と、曲がりくねった小径と、焼き物の風景が渾然一体となった不思議な空間体験ができる。
 しかし、あまりの暑さに、散歩どころでなかった。三歩あるいて汗を吹き、三歩あるいて水を飲む。切り通しの土管坂(崩壊後修復された)は、三面陶器張りで、照り返しと熱輻射が強烈。焼酎瓶の口がこちらを向いているのが恨めしい。窯の中に入ったも同然で、自分がやきものになりそうだった。それでも、エアコンのない工房でひたすらろくろを回す職人さんの心意気。心頭滅却すれば火もまた凉し。

焼酎瓶

焼酎瓶2

土管坂

土管坂2

壁
2018.07.16 / Top↑
 INAX ライブミュージアムで開催されている「急須でお茶を―宜興・常滑・香味甘美」に出かけた。ヘルスケアアートマネジメント講師の田中孝樹さんのお勧めだ。
 中国・宜興と常滑の古今の急須、どれもすごくかっこいい。これまでこんなにしげしげと、急須を眺めたことがなかった。流線型のカーブがきれいで、手に馴染むような小さなサイズがいい。動画で紹介されていた製法は、ろくろを使わないでへらで作り上げる。常用品にみる熟練の技、人の手の動きは、まるで手品を見ているかのよう。

リーフレット

急須3

急須1

急須2
2018.07.16 / Top↑
セミの羽化

殻を脱ぎ深呼吸かな蝉生まる
(蝉の幼虫を網戸につかまらせて、羽化する様子を鑑賞する。@自宅)
2018.07.15 / Top↑
すいか

包丁を入れてすいかの大笑ひ
(初なりのこだまスイカ。熟れているかどうか。包丁を入れるドキドキの瞬間。アカッ!ウマッ!。@自宅)
2018.07.14 / Top↑
 今日の午後はタイトでハードな打合せだった。
 かんかん照りのキャンパス、スモールスペースが目を楽しませてくれている。
 滝子キャンパスから引き上げてきた今年のスモールスペース5基が北千種キャンパスに再設置された。昨年からの作品に加わって、T先をお祝いするかののごとくにぎやかになった。

市松

円

竹

浮遊

トライアングル
2018.07.14 / Top↑
 気温が体温より高くて、熱が身体から放出されない。むしろ湿度が高いのが問題で、空気さえ乾いていれば40°でも平気だ。とにかく、熱中症にでもなって倒れたりすると、みんなに迷惑かける。というわけで、ゆるゆると走る。中にはすたすたと歩いている人もいて、すたすたに追いつかれるほどの速さだ。それほどゆるゆるしているのに、だんだん息が切れてくる。最低でも5km走り続ける決意もすぐに返上。3.5kmであえなくダウン。日陰の芝生で大の字になる。経験したことのある雨が降ってほしい

天気予報
2018.07.14 / Top↑
若なすび揺れて陽を食む黒光り
(焼き茄子。茄子を丸ごと真っ黒になるまで焼きあげ、黒焦げになった皮を剥き、器に盛り、生姜醤油。ウマッ!。@自宅)

なすび
2018.07.13 / Top↑
「たいようがあるから かべができるんでしょ」
 ホスピタルアートディレクターの森合音さんの写真集『太陽とかべとかげ』(清流出版 、2006)を先週手にした。ときどき手にとってパラパラしている。
 壁にぶつかったときに、励まされるのはふたりの娘さんの何げなく発せられた言葉やしぐさ。ご主人の遺したカメラを通してみる日常の風景。なくした哀しみと、今在る幸せが、まだら模様に行き来する。
 自分にもそんなことがあったようなないような。言葉にならない想い。

表紙
2018.07.13 / Top↑
雨水

蓮の葉や雨水抱き揺れつづく
(西日本で雨水が牙をむき人の命を奪った。沼池の蓮の葉の雨水は、人の気持ちを救う。@潮見坂平和公園)
2018.07.12 / Top↑
 法隆寺の五重塔や四天王寺伽藍にも白銀比(1:√2)が使われているが、三十三間堂お前もか。外壁と平面に白銀比の長方形が使われ、入れ子状になった相似形に永遠性が埋め込まれている。三十三間堂を正面から見ると、「柱、障子、柱・障子の連続が、柱の間に繰り返される。観音菩薩は衆生を救うのに「仏身」「声聞身」「梵王身」など、33の姿に変身する。本尊の左右の仏壇に各500体の千手観音立像が10段50列に並ぶ。千手観音立像は本尊の背後にもう1体あり、計1,001体となる。
 東に向いたお堂に、朝日が当たると観音様が照らされる。√2、33、1001
が作る地上の極楽浄土。

白銀比

観音像
2018.07.12 / Top↑
 美術商、展覧会企画、パブリックアートのプロデュース等を手がける田中さんの話を伺った。3年前の夏、富山の病院での学生たちのアート制作でご一緒したが、今日初めてひとまとまりのテーマで話を聴くことができた。
 極めて即物的実務的な業務の話と、パブリックアートの理念に関わる話とを織り交ぜながら、筋を通した頑固な仕事ぶりを知ることができた。業務として、コンサル業務からはじまり、工事設計上の調整業務、アート作品の制作監理、そして設置にかかわる一連の作業をこなす。なかでも公共施設において作品選定プロセスに委員会方式を導入し、合意形成を図る手法はよく考えられている。
 医療施設におけるアートの適不適を経験上淡々と語ったあと、田中さんの本領が発揮された。医療の場にふさわしい、ふさわしくないという議論を越えて、精神性や身体の同調性を感じるアートの必要性だ。その象徴としての「お地蔵さん」。所有が不明であり、思わず世話をしたくなる、しかも当たり前にそこに在って批評の対象になることがない。我々は100年後のお地蔵さんを残すことができるか?
 懇親会の席で、伝統工芸と俳句にはまっていると聞いた。アートの匿名性、持続可能性、技術の継承性など、気がつかなかった論点が提示された。

会場

お地蔵さん

A-TO
2018.07.11 / Top↑