螺旋階段

コンクリの気積冷たし螺旋かな
(コンクリートの固まりに包まれたヒンヤリとした空間。螺旋階の筒の中を誰かが1歩1歩上がっているのかも知れない。@大阪芸術大学)
2014.07.26 / Top↑
 大阪芸術大学をはじめて訪問した。これまで何度も行きたいと思いながら機会をつくれずにいたが、よりによって1年で最も暑いこの日に出かけることになった。
 第一工房が長年にわたり設計にたずさわってきたキャンパス。その後も第一工房が手がける中部大学、筑波大学、東京都立大学などのキャンパス計画のメルクマールとなった作品だ。
 正面ゲート脇の「塚本英世記念館芸術情 報センター」。日本建築学会作品賞などを受賞している地上8階・地下3階、パイプオルガンのあるアートホールや図書機能を持つ。

 キャンパスの骨格となるメインストリートに沿って歩いていくと、列柱のあるコロネード、階段広場、芝生広場、空中歩廊、ブリッジなど、様々な都市的、建築的要素が絡み合って、ついついキョロキョロとしてしまう。ガラスの壁が弧を描いた建物は「総合体育館」大阪都市景観建築賞などを受賞している。大小のアリーナやトレーニングルームなどほか、書店や売店、食堂などが設けられている。最も奥には、600名を収容する「芸術劇場」。本格的な劇場を持つキャンパスは珍しいのではないだろうか。

 そのほか、デジタルハイビジョンシステムのTVスタジオや、フィルム映写機やデジタル式プロジェクターなどを完備した映画館など、キャンパス全体を「キャンパス・ミュージアム」として、キャンパス内のあらゆる施設・場所を使用して、学主催の展覧会など作品発表の場となっているようだ。

芝費広場
ガラス回廊
レンガ広場
劇場
食堂
2014.07.26 / Top↑
スパイラル

灼熱にねじれのたうつスパイラル
(あまりの暑さにスパイラルも、ねじれのたうち暑さに耐える。@名古屋駅)
2014.07.25 / Top↑
 「だがねランド2014、建築ワークショップの第2弾。『だがねずみ屋さん』『電器屋さん』『ギザギザ屋さん』『まる屋さん』の4棟の制作が行われた。今年はじめて参加する4人の4年生も、スタート時の緊張感がなくなり、余裕が出てきたようだ。オカちゃんやグンシがいないのが何とも寂しい。

■オギ+メグ率いる『だがねずみ屋さん』
切妻屋根に耳を付けて建物全体が「だがねずみ」に見えるようにしたことで、会場に入って最初の象徴的なランドマークとなった。ネズミの歯が指し掛けになっているのも面白い。左側の壁面のショーケースと窓の構成が端正なファサードとなった。

オギ

メグ

製作中

完成


■タミオ率いる『電器屋さん』
電球のアイコンが窓や屋根などに効果的に用いられていてサイン性が高い。寒色系のパステルカラーの外壁が上品だ。屋根瓦の簡易で見栄えのする施工方法に工夫の跡が見られる。道路側のショーケース、カウンターで組み合わされたファサードは親しみやすい雰囲気を創り出した。

タミオ

屋根

ファサード

完成


■ティラミス率いる『ギザギザ屋さん』(ベストプレゼンテーション賞)
隣にある三角屋さんとの相乗効果を狙って、軒先集周辺をギザギザ模様にしたことで個性的な建物となった。看板をさしかけとしてつくっているのも効果的。屋根面に大きなトップライトが設置されたことで、店内が自然光にあふれている。

ティラミス

YANE2

屋根

看板


■タッキーノ+アーちゃん率いる『まる屋さん』(ベスト建築賞)
丸い窓、丸い天窓、丸い扉など、丸を徹底的に採用した。切妻の破風部分のアーチ状のさしかけがアイストップとして効果的だ。模型とは異なって、軒をしっかり飛び出させたことで、他の建物にはない美しいプロポーションとなった。色彩はやや派手だが、だがねランドでは許される。

タッキーノ

屋根

ファサード

写真

2014.07.25 / Top↑
 金山の都市センターに出かけるも、駅のコンコースの宝くじ売り場に吸い寄せられた。6億円サマージャンボ発売最終日ということもあり、性懲りもなく、宝くじゲット。
 金山、金山、金の山に埋もれる夢買った。
宝くじ
2014.07.25 / Top↑
ナナちゃん

猛暑日にゴジラの指は4本か
(ナナちゃんを鷲摑みにするゴジラの指は4本。体温より気温の方が高くなって頭がクラクラする。@名古屋駅)
2014.07.24 / Top↑
 奈良県で障害者の生活支援活動を精力的に展開している「たんぽぽの家」のMさんと話しをする機会を持った。アートミーツケア学会の「病院とアート」に関する出版の執筆でお世話になっているが、今日はエイブルアートの普及活動推進に関する情報収集のために来学された。「たんぽぽの家」には芸工からも卒業生を送り込んでおり、活躍ぶりを聞くこともできた。
 さて、福祉という閉ざされた世界に風穴を開けるための試行錯誤であると理解すれば、共感できる部分が多い。特定の属性を有する人々を集めて支援するという方法の効果と限界をよく理解されていて、なおも新しい試みに挑戦しようとする姿勢に敬意を表したい。
 閉鎖性を打ち破ろうとする試みは、他の分野でも同様だが地域との関係性を抜きに語ることはできない。限界を打ち破る突破口として、「アート」「地域」「学生」への期待が大きいことも力説された。
島さん、ありがとうございました。
2014.07.24 / Top↑
パステル

あの頃はそんな色だったかも知れない
(ケースを開けた途端、たくさんの中からある色が目に飛び込んでくる。そうだった、あの頃の記憶が急に思い出される。@芸工)
2014.07.23 / Top↑
 「過去にない出来映え」と片木先生から評価をいただいた(そうだ)都市計画ワークショップの成果をもとに、建築ワークショップがスタートした。
 その第1弾として、4棟の制作が行われ、ザック教授の講評を行ってきた。

■タッキーノ+ティラミス率いる『四角屋さん』
正方形で構成した「市松模様」の壁面構成が格調高い。そこに煙突がついたことで、あたたかな雰囲気を醸し出した。ショーケースが町並みを賑やかにしている。残念ながら、時間内に屋根を完成することができなかった。
タッキーノ
ティラミス
屋根
記念写真

■オギ+アーチャン率いる『三角屋さん』(ベストプレゼンテーション賞)
切妻の破風部分を透明にしてステンドグラスを取り付けるアイデアは秀逸。窓枠を色のついたテープで強調したのもよかった。しかし、いずれも施工精度が悪く、減点。プレゼンは、景観、機能、予算の3つの観点から的確に説明がされた。
オギ
アーちゃん
屋根
記念写真三角


■メグ+ホリベッチ率いる『アクセサリー屋さん』(ベスト建築賞)
建物の両側面に入れた斜めのスリットが交互に重なり、モアレ模様となって、アクセサリー屋さんとしての明るさやきらびやかさをうまく表現している。屋根面のカラフルな瓦葺きも苦労の跡が見える。
メグちゃん
スリット
屋根
記念写真


■タミオ率いる『新聞社』
町の正義を報道する重要な建物が、黄色の外壁と丸窓、正面につけられたグリーンの掲示板のおかげで親しみやすい建物になった。窓のカーテンもおしゃれでフレンドリーな印象。時間内に屋根を完成することができず、減点
タミオ
瓦葺き
屋根
記念写真新聞
2014.07.23 / Top↑
夏野菜

夏野菜色に喰いつく香る土
(夏野菜の色には勢いがある。もぎたての味はどこか土の香りにつながる甘さが広がる。@自宅)
2014.07.22 / Top↑
 現在3名の教員公募を行っている。産業イノベーション領域で、専門分野は電子工学・エレクトロニクス一般(8/29締切り)1名と、ビジュアルデザイン(7/25締切り)1名。情報環境デザイン領域で、メディア表現(7/25締切り)1名、の計3名。
 あわせて、将来に向けたスタッフ構成を考えねばならない事柄も多い。これまでご活躍されていた先生方の教育研究業績を引き継ぎ発展し、学生たちに真摯に向き合っていただける方を採用できるかどうか、責任重大な夏休みになりそうだ。
2014.07.22 / Top↑
チアリーディング

チアリーダー捨身の応援空を飛ぶ
(仲間を軽々と上に放り投げて、後は無事に落下を待つの図。命がけの女子応援団。)
2014.07.21 / Top↑
 ようやく梅雨明け。今年は、雨がしとしと降り続ける梅雨ではなかった。ゲリラ豪雨がときどきあって、道路が冠水することもあった。雨のない日は、猛暑となり、湿度も高かった。
 我が家はこんな時期でもエアコンを使うことはない。ただし、子どもたちは、耐えられなくなるとそれぞれの個室でときどき使っているようだ。暑くないかと言えばやはり暑いが、これまでもそうだったし、何とかしのげないことはない。ただし、夜、寝苦しいときがある。そのときは扇風機だ。
 もちろん窓を開けている。朝方、少し涼しい風が入ってくる頃、深い眠りに入る。が、梅雨明けと同時に、セミが猛烈な勢いで鳴き出す。一番近いのは、庭先のヤマモモの木。窓を閉めるわけにいかず、セミの鳴き声に耐えている。何で早朝に鳴くのか。何を鳴いているのか。怒っているのか笑っているのか、頭蓋骨の内側までジンジン響き渡る。
 ゲリラ豪雨後はセミの轟音にバトンタッチ。
2014.07.21 / Top↑
東京駅

れんが駅UVカットにうつろひて
(東京駅にカメラを向ける観光客に混じって、一人だけカメラを反対に構えている滑稽さ。@大手町)
2014.07.20 / Top↑
 村岡花子、今NHKの朝ドラでブームになっているが、彼女の翻訳本と著書は確実に人々に読み継がれている。本人が亡くなったあとも、人々を感動させ続けている。
 建築はどうだろう。このところ、あちこちの近代、現代建築の名作が解体の憂き目に合っている。「建築家は、自分の作品を建築として世の中に残せていいですね」などと言われてもはや喜んでいられる状況ではない。
 本は残るが、建築は残らない。

 さて、名古屋へ帰るには時間がある。山の神様が、どうしても村岡花子と「赤毛のアン」の世界展を、というので、東大の裏手にある弥生美術館に立寄った。
 以前、訪問したときはガラガラで、竹久夢二の作品をしっとりと鑑賞した記憶があるのだが、今日は小さな展示室に人がいっぱいだった。NHKの「花子とアン」のファンが全国からやってくるようだ。
 村岡花子さんは、児童文学の翻訳だけでなく、相当の著書もあり、びっくりした。時の文化人や政治家たちとの交流なども幅広い。腹心の友、蓮子さんは最上級に数奇な人生を歩んでおり、庶民には理解を超える。帰りの新幹線で読むために『腹心の友たちへ』(村岡花子、河出書房新社、2014)を購入。女性は強い。
 ごきげんよう、さようなら。

弥生美術館
弥生美術館

ポスター
ポスター

アンの家
2014.07.20 / Top↑
花火

夏祭り電柱越しの花火かな
(今にも雨の降りそうな曇天。やるか、やらないか、にわかに始まった花火の打ち上げ。外に飛び出し、電柱越しの花火鑑賞となった。@東野町)
2014.07.19 / Top↑
 だがねランド2014がいよいよスタートした。恒例の都市計画ワークショップで会場を計画する。
 ワークショップに選抜されたのは、小学校5、6年生の女の子3名と男の子6名の計9名。その中に16年前芸工でワークショップを手伝ってくれていた女性のお子さんも初参加され、歴史と関わりを感じるようになった。
 前半は、かなりハードで中身の濃い講義形式の事前学習。建物の形や配置によって、人の流れ方や見え方が違うことを学んだ。はじめて聞くような専門用語も容赦なく飛び出してくるので、消化不良ぎみだ。話しが長くなってきて、それまで緊張してじっとしていた子どもたちが、足をブラブラさせたり、お尻をモジモジ動かしはじめた。

近藤さん

オギ

メグちゃん

 もう限界かと感じ始める頃、ようやく手を動かす作業に入る。先ほどと違って、こどもたちの目の輝きが変る。手を動かしたくてしょうがないのがよくわかる。彼らは手で考えている。与えられた建物の配置を考える作業にのめり込みながら、ぶつぶつ独り言をつぶやいている子どももいる。
 モックアップで、建物の配置を返るとどんな風に見えるか何度も確かめる。1mは狭い、2.5mは広い、と意見交換をする。各自の案を持ち寄って、最終的に全員で1案を作り出す。

配置計画

モックアップ

ディスカッション

2014.07.19 / Top↑
朝顔

あさがおや夕べの嵐知らぬよう
(どんなに激しい雨が降っても、何事もなかったように朝顔が咲く。@自宅)
2014.07.18 / Top↑
 豊橋市民病院でのホスピタルアートのデザイン案が姿を見せてきた。まだデザインが固まらないこの段階で、スタッフの皆さんから意見を聞かせてもらうために、高野君、タミオ、メグちゃんを同行して豊橋市民病院に出かけた。
 豊橋で重要無形文化財になっている鬼をモチーフに、7匹の虹色のちびっ子鬼が登場するストーリー。市の木に指定されている「クスノキ」をシンボルツリーとして、森の中で動物たちが、鬼とかくれんぼをする。
 師長さんと、二人の病棟保育士さんに説明をし、意見を伺った。治療を不安がっている子どもたち、不慣れな入院生活で気が滅入っているお母さんたちに、喜んで受け入れてもらえるような7匹の子鬼レインボーズ。
 7匹の子鬼から、いろいろな話しが広がることとなった。そうなれば、話しは早い。7匹の子鬼たちの性格付けをお願いすることになった。泣き虫に、いたずらっ子に、食いしん坊など。

7匹の子猫
2014.07.18 / Top↑
 Yさんご夫婦は、多趣味でイベントごとが大変お好きだ。今日、Yさんの庭の計画案について話していてよくわかった。家族のバーベキューだけではなく、地域の人を巻き込んで楽器の演奏会もしたいし、映画の鑑賞会もしたいし、と話しが広がっていく。予算のこともあって、やり過ぎかなと想像していたが、どうやら造り方次第のような気がしてきた。
 庭は斜面になっていること、大事にしている樹木があること、そして外から持ち込んできた石灯籠や庭石があることなど、面白い要素がたくさんある。それらを活用して、面白いスペースづくりを夢見ているようだ。
 学生たちの考えた3案を披露することになったが、もっと大胆な提案でもよさそうだ。タッキーノ、オギ、メグ、ティラミス頑張れ4年!

集まり
Yさんを囲んで

タミオ案

オギ案

北野案
2014.07.18 / Top↑