濡れ落ち葉

濡れ落ち葉温かき色池おおう
(久しぶりのまとまった雨、雨に打たれる桜の落ち葉、落ち葉に見とれる男、男に降り注ぐ雨、雨は久しぶり。)
2014.11.25 / Top↑
 『批判的工学主義の建築』(藤村龍至、NTT出版、2014)に触発される。
 第一は超線形設計論。考えるな、想像するな、振り返るな、をモットーに手続きを重視した設計方法。課題解決のステップを模型で可視化しながら、線形的にゴールに向かう。教育の現場において手法も評価も混沌とした設計課題に放り込まれる学生たちに、受け入れられる。多様な関係者の意見を包摂する市民参加のプロジェクトでも成果を上げている。
 第二は日本列島改造論2.0。今日の日本は、田中角栄が基本設計、中曽根が実施設計、小泉純一郎が現場監理をおこなった成果物である、と。そして課題を抱えた、フクシマとオキナワを結ぶ線を延長すると、マレーシア、インドネシア、シンガポールへと向かう「希望の軸」となり、将来の日本の「答えの軸」となる「日本列島改造論2.0」。
批判的工学主義
2014.11.25 / Top↑
だいこん

大根や冷え込むほどに青々と
(朝晩冷え込むようになった。朝日に照らし出される大根の葉っぱ。やけに元気そう)
2014.11.24 / Top↑
 3連休の最終日の午後に名古屋市の審議会。多忙な委員構成で平日の日程調整ができず、休日に開催。外は穏やかな小春日和。会議では分厚い資料とにらみ合い。にらめっこは、笑うと負け。しかめっ面で我慢するしかない。
2014.11.24 / Top↑
 朝日新聞+C(2014.11.23)の「名古屋の常識」は、「名鉄名古屋駅が難解」というテーマ。守田さん(芸工OG)のイラストは、名鉄名古屋駅。カーブしたホームに次々と電車が入ってくる構内の様子。行き先(地理)が頭に入ってないと、電車に飛び乗るのはちょっとスリリングで難解。複雑な地下街と合わせて、迷駅(名駅)だ。
 迷駅の話題で思い出すのは、名鉄ではなく近鉄の方。随分前、関東の友人から、「星ヶ丘に行きたいのだけれど、名古屋駅で降りてからどうすればいい?」と電話で問い合わせがあった。地下鉄に乗り換えるのが便利、と伝えた。
 後日談。時間に余裕がなく、大あわてで「ちかてつ、ちかてつ」とサインを探していたら、近鉄の表示を見つけた。これを、なぜか、「ちかてつ」(近鉄)と読んだものだから、ややこしいことに。ひとしきり近鉄(ちかてつ)の改札で、職員とやりあったらしい。ご苦労さんでした。

名駅
2014.11.23 / Top↑
鳥久

老舗とて守る人なく燃え尽きて
(解体前に大騒ぎされながら、消滅するときは誰にも見守られることなく消えた)
2014.11.23 / Top↑
 軸組を組み上げた昨日に引き続き、だがねラントドツインぺンタ再建の2日目は、外装のデザイン。午前中、アイデアを出し合った。午後には、さっそく制作にかかり、3時半にはプレゼンテーション。
 子どもたちの考えるアイデアは独創的。おじさんたちには、右上がりの数字は発想にない。色とりどりのビニールテープが垂直に張られた伸び伸びしたデザインも思いつかない。
 いよいよ、「こどもの建築活動発表交流会」だ。
数字
ペンタ
棟上げ
JIA手伝い
遊ぶ
JIAの3人おじさん
2014.11.23 / Top↑
縁の下

地とつなぐ基礎も土台も縁の下
(縁の下の大事な仕事。大人は入ることができないが、子どもならできる。少し不安だが、少し得意気。)
2014.11.22 / Top↑
 こどもの建築活動発表交流会の展示の一部になる「ツインペンタ」(夏のだがねランドで作った展望台)を再建。ツインペンタは5角形の2つの棟からなる木造の展望台。この日のために、保管されていた部材を、子どもたちがインパクトドライバーを使って再び組み立てた。
 低学年の女の子でも、コツさえつかめばインパクトドライバーを使いこなすことができる。部材が接続されて自分より背の高い建物が立ち上がってくると、子どもたちの気持ちもハイになってくるのがわかる。
のこぎり
ビスもみ
ビスもみ2
ビスもみ3
運搬
組み立て
床下
2014.11.22 / Top↑
弘法さん

弘法さんじいさんばあさんお疲れさん
(毎月21日に賑わう覚王山の参道。お年寄りが小春日和のお祭りを楽しむ)
2014.11.21 / Top↑
 揚輝荘の白雲橋の片隅で、椙山大の橋本研の学生たちが、明日からスタートするインスタレーションのセッティングに悪戦苦闘。孫のような学生たちに思わず手が出る揚輝荘の会のメンバー。若い女子大生と、おじさんたちの、麗しき協同作業。地上だけではなく、よく見れば樹上でも、悪戦苦闘。こうして町は活性化する。

セッティング1

セッティング2
2014.11.21 / Top↑
 1年生後期後半の実習課題をスタートした。昨年までの、「プレイスペース」を変更して、「庭の中のスモールスペース」とした。覚王山、揚輝荘の北園におく小さな東屋を3人1組で考える。提出物は1/5の模型と説明用パネル1枚。提出物は、南園の聴松閣で1月中旬から3月末まで展示、市民の皆さんに見てもらう。
 優秀な作品は1/1で制作させる。頭を動かすことから手を動かすことに、個人作業から共同作業にシフトしてみた。
 課題説明の初日、現地に受講生が集合し、まずは敷地の探索からスタートした。結果や如何に。

庭の散策1

庭の散策2
2014.11.21 / Top↑
夕闇

宵闇は黄昏の赤覚悟の青
(日が落ちて星が瞬くまでのわずかな時間。今日が黄昏れ、明日を想う)
2014.11.20 / Top↑
 久しぶりに早めに帰宅。ボージョレ、ボージョレと思い続けていた甲斐あって、ボージョレ・ヌーボーが用意されていた。やや重厚なこってりとした新ワインのおいしさに、しばしご機嫌。
 あわせて、カリンをホワイトリカーに漬けてもらって、いずれは自宅ヌーボーのお楽しみも。果実酒セラーにはヤマモモ酒、ビワ酒、ウメ酒も静かに熟成している。順番、順番。
ボジョレヌーボー
カリン酒
2014.11.20 / Top↑
落ち葉

風まかせ落ち葉の舞いはついの舞い
(役目を終えたはずなのに、今なお走って舞って大活躍。風に舞う落ち葉の思いやいかに)
2014.11.19 / Top↑
 先週の12日、名古屋市立工芸高校の建築システム科1年生と、飛島学園と石榑小学校を視察した。1週間経った今日、両施設を訪問して感じたことを振り返ることで、建築への興味関心の糸口を見つけ出そうとする試み。
 1グループに高校生約10名、各グループに研究室の1〜2名が加わり、意見交換を行った。この方法がスムーズに行くかどうかは、不安を抱えたままだったが、結果的に活発な意見交換がされてホッとした。
 反省会では高校生の建築の見方は表面的、という指摘があった。まずは表面に目を向けることが大事なので、その先は次のステップだ。教師と生徒という関係性の中で、「言いたいことがあっても、自由に言えない」生徒がいる。今回のように大学生が中に入ることで、会話の内容が変ったとすると、そこにこそ可能性がある。

軍司

北野
ティラミス
オギとメグ
2014.11.19 / Top↑
名も知らぬ実

知らぬ実に「赤い、かわいい」とつぶやく
(赤くて小さな実がびっしりと実をつけている。名前も知らず、呼びかけることもできない。ご存知の方があれば。市立工芸高校庭)
2014.11.18 / Top↑
 我が家に10年以上も同居している金ちゃんが、1カ月ほど前、体中がどす黒くなり息も絶え絶えになった。えさを口にしなくなり、背骨がはっきりするようになった。身体を水中で保てずまっすぐ泳ぐこともできない。もう、いよいよ寿命かも知れない。3年前から、水温が下がり始める秋口に調子が悪くなることを繰り返していた。いったんは、魚生を全うし息を引き取るのを見届けるしかない、と覚悟した。これまで、調子が悪いときには、塩を投入することで元気を取り戻すことが何度もあった。が、今回は直感的に塩が効くとは思えない。何か方法はないものかと調べてみる。
 その結果、温浴と薬浴が効果を上げることがあることがわかり、試してみることにした。サーモを入れて温度を約20度にし、殺菌効果のあるメチレンブルーを投入し、念のため塩も入れた。金ちゃんはまるで集中治療室ICUに入院したように静かになった。
 ところがその後、日に日に金ちゃんの元気は回復に向かった。まず、えさを口にする。すると、体がすぐに太った。大きな金魚の糞をする。泳ぎ方に切れが戻った。体中の黒ずみがだんだん薄くなってきた。もう完全に退院できた。我が家の明るい話題でした。
金ちゃん
2014.11.18 / Top↑
LED.jpg

冬のまちブルーライトに急かされて
(都心にブルーライトが灯るとあたたかさを求めて急ぎ足になる。高周波の青い光)
2014.11.17 / Top↑
 飯田喜四郎先生の聞き書き『歴史的建物に魅せられて』(編集企画室群、ぐんBOOKS)を読む。飯田先生の生まれてから現在に至るまでの足跡が、とても分かりやすく記述されており、一気に読んだ。これだけの重要で大きな仕事を次々とこなされていたのかと、今さらながら驚くばかり。
 
 たとえば、伊勢神宮の式年遷宮に関する賞で、正座ができないので伊勢神宮での行事で困られたこと、足りないヒノキを補うのにヒバを使いはじめたこと、柱が腐るのを防ぐのに銅板が有効なこと、などちょっとしたエピソードが面白い。
 書籍の最後では、都市の秩序を壊す高層ビルのあり方に苦言を呈されている。名古屋大学で教えていただいていた頃、ヘルメットをかぶりホンダのカブで通勤されていた姿が印象的。名大の学生は気は弱いが実力はある、と記述されている。先生のエネルギッシュな力はどこから湧き出てくるのだろう。

書籍
2014.11.17 / Top↑